「これ、家で子供に言ってるセリフと同じだ…」管理職がハッとした部下とのコミュニケーション

先日、企業様の管理職・リーダー層の皆様を対象に、「配慮ある上司が強い職場をつくる 〜人が育つ・辞めない・助け合える現場へ〜」をテーマにしたコミュニケーション研修をお届けしました。

今回の研修で大切にしたのは、徹底的な「現場のリアル」。教科書通りのきれいごとではなく、日々の業務の中で誰もが直面する泥臭い課題に真正面から向き合うカリキュラムです。

現場の「あるある」に、管理職が真剣になる理由

前半のメインワークでは、物流現場などでもよく起こる「上司と部下のすれ違い川柳」や「最新データ」をもとにした現場のあるあるシリーズを実施しました。

事例を紹介した瞬間、参加者の皆様の目の色がガラリと変わったのが印象的でした。ワーク中には、こんなリアルな本音が次々と飛び交います。

「実はこれ、昨日まさに部下から言われたセリフそのものです……!」

「1ヶ月前に現場で起きた大きなミスの内容と重なりすぎて、他人事とは思えない」

さらに、あるリーダーの方がハッとされた表情でこう呟かれました。

「あ、この『なんでできないの?』っていうダメな言い方、家で自分の子供に毎日言っているセリフそのものだ。部下の育成って、本当に子育てと似ていますね」

「前にも言ったよね?」「見たらわかるやろ」「なんでこんなミスしたん?」。

これらは良かれと思って、あるいは責任感の強さゆえに出てしまう言葉かもしれません。しかし、部下の立場からすると「責められた」と感じて萎縮し、結果として報告が遅れたり、ミスを隠したりする原因になってしまいます。

この「子育てとも共通する、無意識の言葉のクセ」に自ら気づくことこそが、関係性を変える第一歩です。

「辞めたい」と言われたら? 実践的なロールプレイング

後半は、さらに一歩踏み込んだ状況を設定し、実践に近い形でのロールプレイングに挑戦していただきました。

  • 部下から「辞めたい」と打ち明けられたケース

  • 年下上司による面談の進め方

など、明日すぐにでも直面するかもしれない難易度の高いシチュエーションです。

トラブルや離職の危機に直面したとき、上司がすべきなのは「犯人探し(人を責めること)」ではなく、事実を確認して一緒に解決策を見つける「原因探し(仕組みや関わり方の見直し)」。

ロールプレイングを通じて、相手の言葉をまず「受け止める」こと、そして「正しい質問」よりも「相手を理解しようとする姿勢」が何より大切であることを、体感として学んでいただきました。

「あっという間だった!」現場のリーダーから届いた嬉しい声

ワーク中の熱気はそのままに、あっという間に研修の全プログラムが終了。

普段、こういった座学や研修に対してはちょっぴりシャイで、一歩引きがちな現場のリーダーの皆さんが、終了後にめずらしく(笑)満面の笑みでこんな感想を届けてくださいました。

  • 「あっという間の時間だった、面白かった!」

  • 「実践的な内容ばかりで、明日からの業務に本当に役に立つ」

現場を日々守っている方々に、心から「役に立った」と喜んでいただけた様子を見て、講師の私もホッと胸をなでおろしました。

人は言葉で育つ

強い現場をつくるのは、特別なノウハウではなく、日々の「小さな声かけ」「小さな雑談」「小さな気配り」の積み重ねです。そして上司の関わり方が、部下の未来、そして職場の空気を大きく変えていきます。

「このリーダーの元でなら、安心して働ける」

スタッフの皆様にそう思ってもらえる強い組織づくりを、DHサポートはこれからも全力で応援してまいります。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

💡 DHサポートでは、現場の「リアルな課題」に合わせたオーダーメイドの管理職研修・コミュニケーション研修をご提案しています。お気軽にご相談ください。

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