開示力で必要なこと:会話のバトンをつなぐ
あなたは誤った”開示力”を使っていませんか?
人と仲良くなるために。
“自分のことをまず話ましょう”
と教えられている。
当然、自分のことをあれこれ言うのはいいのだが
相手が興味を持っていない段階で、話をされてもうっとうしいだけです。
また、よくあることですが
自分のことをいろいろ話はするのだが
その後の質問がないために、結果相手のことを知らないまま
自分のことを語って終了している会話がある。
多くの人が実は気づいてない大事な点です。
特に会話が苦手な人は、自分の話をすることに精一杯なため
相手に質問ができないのです。
例えば、食事の好みの話
「私、昔○○なことがあって、どうもきゅうりが苦手なんです。」
と話をしたとします。
その後に、きちんと相手に質問しているか
話をして盛り上げることのできる人ならいいのですが
相手がどちらかというと無口であったらり、おとなしい男性だったりした場合
話題のバトンをしっかりつなぐ作業が必要なんです。
この場合は
「○○さんは、嫌いな食べ物とか、苦手な食べ物はないんですか?」
と相手に質問をすることが大切なんです。
そうすると、会話が対等になるのです。
特に女性の場合、自分のことばかり話たてまくり、結果相手のことがわからない。
なんとなく話がはずまなかったとなります。
自分のことを開示することが、コミュニケーションの第一歩であるのは確かですが
きちんと、相手との会話としてのバトンのつなぎをしているかどうか
それがなければ、一方通行です。