女性管理職を増やすために

12月20日の日経新聞に
女性リーダーに必要な要素
1つ目は状況を的確に把握でき、自信にあふれて説得力を持っていること
2つ目は親切で暖かみがあり、面倒見がよいこと

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女性幹部の育成で成果を上げているギンガ・トーゲル教授が伝えている。

男性は1つ目の条件を満たせばリーダーとみなされるが、女性はそれだけで『嫌な女性』と評価される

その分女性がリーダーとして認められた時には、素晴らし力となり成果となっている

日本という国の特性や女性の謙虚さが、リーダーの排出を遅らせているのは事実だ。
1対1で話をすると、素晴らし能力を持ち、よく考えていると気づくが、大勢の場での発言や質問をあまりしない。
前に出るのは女性らしくないとされる文化がまだ残っているのだ。

また、自分の能力に対する自信も低すぎる
男性は100の能力に対して60に達していれば、やってみようと思うが
女性は100以上ないと、そのポストやチャンスに就くことを控える。

この根本的な問題を解決しないと
いくらチャンスがあっても、そのチャンスを手にいれようとする人が増えない。

その現状を感じているはずなのに、その対策がなされていない。
男性社会が考える制度や仕組みは十分なのに
メンタル面の部分のサポートができていないがために、コトがすすまない。

本当に女性が社会進出を望んでいるのか
最近よく感じることです。

今、私は女子大のキャリアカウンセリングに携わることがあり
女性たちの今後の仕事観や結婚観を聞いて思う。

「30歳ぐらまでに結婚して子供を持ちたいです」

そう答える女子学生が、案外多い。

真実の声を聞いて、女性管理職30%と目標を掲げる政権に希望を持ちつつも
現実を見て嘆くのは、私だけだろうか

また、今日ラジオで
新入社員の女性に『将来管理職になりたいか?』とたずねたところ
70%以上の女性が”なりたくない”と答えている

やはり、現場感覚が一致している。
本当の課題を見失っていないだろうか?

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